夏バテにはゴーヤ!胃腸を整え、食欲アップ
今回の野菜はゴーヤ。
ゴーヤの旬は6月から8月の夏。
一昔前はゴーヤは沖縄の食べ物で日本の本土ではなかなか見かけない野菜でした。
ゴーヤが全国区になったのはNHK連続テレビ小説で多くの人に知られるきっかけになったそうです。
ゴーヤの見分け方
1. うす緑のものが苦味が少ない
2. イボイボが大きいもの
3. 重いもの
・うす緑色のものはまだ若いころに収穫されたもので水分が豊富でやわらかく苦味が少ないです。緑が濃いものは苦味はあるもののしっかりと栄養を蓄えて成長したゴーヤなので栄養価が高く食感があります。苦味が平気な人は色が濃いゴーヤの方を選ぶのがいいと思います。
・イボイボが大きく均一のものが新鮮の証拠です。イボイボがつぶれていたり、傷ついてしまっているもの避けましょう。
・軽いものより重たいものの方が苦味は少ない。
ゴーヤの栄養・効果
1. ビタミンCが豊富
2. モモルジシンで夏バテ防止
・ゴーヤのビタミンCは加熱してもなくならずしっかり吸収されます。ビタミンCは疲労回復などに効果があり、さらに肌荒れ防止にも効果的です。
・モモルジシンはゴーヤの苦味成分ですが、そのモモルジシンは消化液の分泌を良くしてくれて胃腸の粘膜を保護し、さらに刺激してくれるので食欲が湧き夏バテを防いでくれます。
しかし、ゴーヤを食べ過ぎてモモルジシンを取りすぎてしまうと消化液の分泌が多すぎて腹痛になる危険があります。どのくらいから食べ過ぎになるのかははっきりとしていないし個人差があるので何とも言えないのですが一回の食事で一本ぐらいなら大丈夫ではないでしょうか。一本食べただけでも腹痛が起きたならもっと食べる量を減らしていきましょう。
夏バテを予防・改善してくれる食材はゴーヤだけでなく梅干し・玉ねぎ・豚肉などもあります。
なので、ゴーヤをガンガン食べて夏バテをしないぞーと頑張るのではなくいろんな美味しい食材を選んでバランスンのいい食事をして健康的に体を疲れさせないようにしてほしいと思います。