こども野菜嫌いこくふく教室

熟した野菜の見つけ方を知ってもらい、本当の野菜のおいしさを知ってもらう

熟したトマトを見分けて、こどもは健康に大人は美肌に

熟したトマトの見分け方!

まず普通にスーパーに陳列してあるの状態ではヘタが下を向いていることが多いと思います。まずはトマトを手に取る前に上から見える状態でおいしいトマトか情報を集めてみよう。

1.よくテレビなのでも紹介されているてっぺんにある星マークがあるかどうか

2.てっぺんからヘタに向かってうっすらとスジのようなものが通っているか

3.しっかりと赤みを帯びているか

トマトはやっぱり真っ赤かになっていないとおいしくないので少しでも緑がかっているものは避けたほうがいいと思います。

 

上から情報を集め、おいしそうなトマトに目星をつけたら次は手に取りヘタ側も確認してみよう。

1.熟し過ぎたトマトはヘタの周りがぐちゃぐちゃになっていることがあるので気を付けよう

2.ヘタの周りに緑っぽいのが残っていれば熟す前に収穫されているものなので甘みが少ない可能性があります

3.持った感じ見た目よりも重いなぁと感じたものは身が詰まっているものなのでおいしいと思います。

すべての条件を満たすトマトはなかなか見つからないかもしれませんが少し参考にしてもらって適当に買うんじゃなくて同じ値段ならぜひおいしいトマトを見つけて子供や家族に食べてもらってほしいとおもいます。

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トマトの栄養素といえばリコピン

トマトの持つ成分で最も注目されているのがリコピンです。リコピンには強力な抗酸化作用があるといわれていて、そのパワーはビタミンEの約100倍、β-カロテンの2倍以上とも言われています。

 

リコピンの持つ抗酸化作用
1.血管、血液の酸化を予防し、動脈硬化の予防
2.悪玉コレステロールの酸化を抑えることにより、血液サラサラ効果
3.体内で過剰に生産された活性酸素を除去して、細胞が傷つけられないようにする
などです。

これらの働きから、生活習慣病の予防に効果があるとも言われています。

リコピンには日焼け予防・日焼けの緩和作用もあるそうなのでこの季節にぜひたくさんおいしトマトを見分けて食べましょう。

 

ダイエット効果も期待

京都大学のグループが、マウスを使った実験によりトマトの成分に中性脂肪値を下げる働きがあることを発見したそうです。これは成分中のリノール酸の一種である13-oxo-ODAが脂肪を燃焼させるということらしいです。マウスによる実験とのことで、まだ人間に対しては成果が発表されていませんが、ネット上ではヒトに換算すると、1日3回200mlのトマトジュースを飲むと効果があるのかも!とされています。

それだけでなく、リコピンの血流改善効果によって代謝アップの効果があり痩せやすい体になるともいわれています。カロリーも低いので、ダイエット中のお助け食品としても役立ちそうです。