畑を始めて野菜のおいしさを改めて感じた。大きいものがおいしいとは限らない
今年から畑で野菜作りをはじめ、野菜本来のおいしさを改めて感じることができました。
今年収穫できた野菜は
・プチトマト
・かぼちゃ
・オクラ
・なす
・きゅうり
・ねぎ
オクラのはなとてもきれいでなかなか大きい花が咲きます。
自分で育ててみるまで全く気にしたこともなっかったけど野菜にも当然花が咲き実になっていきます。
実になって収穫しておいしく食べれることが一番の楽しみではあるけど育てていく過程でどんどん大きくなって花が咲いてこんな花が咲くんだと初めて知る喜びも感じることができました。
そしてやっぱり一番思ったことは採れたての野菜が一番おいしいということ。
自分で育てているので小さくても食べたいタイミングで収穫して食べれるのでスーパーとかで買うとついつい大きいもの選んでしまいがちですが大きすぎると皮が硬かったり種が邪魔だったりと、小さいほうが食べやすくておいしい野菜があるので気を付けてほしいです。
そして今年の夏に収穫して一番おいしい、スーパーなので買ったものより断然おいしいと思ったものがかぼちゃ。
ほくほく感と甘さが半端なかったです。
失敗して収穫できなかった野菜もあります
・トマト
・とうもろこし
トマトは赤く色んでくる前にまだ緑色の段階でぐちゅぐちゅになってしまって採れませんでした。
とうもろこしはいい感じに育ってくれたけど少し枯れだしたときに採ってみたら実に大量のアリがついていて先にアリにて食べられていて僕は食べれなかったです。
野菜は育てるだけでなく外から見えない野菜は収穫するタイミングも難しいと知ることができました。
今回の記事は僕が畑を始めたことを報告させてもらいました。
次からはちゃんとスーパーでもより新鮮でおいしいものを見つけられるポイントを紹介していきます。
オクラのネバネバ、βカロテン豊富で抗酸化作用に効果的
みなさん、オクラを食べてますか?
オクラのネバネバにはたくさんの栄養が含まれているんですよ!
なぜネバネバになるのか?
ネバネバの元になっているのは、食物繊維の仲間である「ペクチン」と、たんぱく質の仲間である「ムチン」といいう成分です。
この二つの成分が腸の働きを整え、胃の粘膜を保護してくれます!
食物繊維の一つであり、ペクチンの主な働きはコレステロール値を抑えてくれることです。食物繊維が不足するとコレステロール値が上がってしまいます。
そのほかの効果として、血糖値の上昇を抑える・便秘、下痢を解消する・疲労を回復するなどがあります。
ムチン
糖とたんぱく質が結合してできた多糖類の一種。胃の粘膜を保護する働きがあり、肝臓や腎臓の機能を高める作用もあります。
そのほかにも、細胞を活性化し、老化の防止に役立つ・消化を促す作用もあり、便秘を改善・タンパク質を無駄なく活用させスタミナの増強に効果などがあります
βカロテンも豊富
βカロテンは体内でビタミンAにかわり、免疫力低下で発症する病気を抑える効能があり風邪予防に効果的です。
そのほかにもβカロテンにはたくさんの効果があります。
詳しくはβカロテンを多く含む食材として紹介した下の記事を読んでみてください。
おいしいオクラの選び方
1、うぶ毛が多いもの
表面にうぶ毛がびっしり生えていて、さやの先がピンとしてまっすぐなものを選んでください。
2、鮮やかな緑色で、大きすぎないもの
新鮮なものは鮮やかな濃い緑色をしています。大きくなり過ぎていると身が固く種の存在感がありすぎてしまいます。
3、ヘタの切り口がみずみずしく、茶色くなっていないもの
栄養素を壊さない下処理法!
オクラの栄養素の代表、ネバネバ成分の「ムチン」は熱に弱いという性質を持っていて加熱しすぎてしまうと、タンパク質分解酵素のネバネバが少なくなってしまいます。
オクラは生で食べるのがベストで、もしくは油で揚げるのがいいです。水に溶けてしまわないようにすれば問題なしですが、やはり食べるなら生のままがムチンの栄養をのこすことができます。一方でオクラに含まれているβカロテン(βカロチン)は油と一緒に加熱することで吸収率が上がります。
「生ではちょっとなぁー」という方には電子レンジで加熱するのもいいと思います。茹でるよりも栄養の損失が抑えられます。
最後に食べ過ぎにはご注意!
オクラを食べ過ぎてしまうと便秘改善を通り越して逆に食物繊維の過多により下痢になってしまいます。そんなに注意すべきでもないですが、目安としては一日3本くらいが良いとさらています。
甘く、ホクホクかぼちゃを見分けて、健康的にダイエット、美容にも効果的
夏野菜にはいろいろ種類がありますが今回はかぼちゃについて紹介していきます。夏野菜には、なすやキュウリといった水分が多く含まれている野菜が多いですがその中でかぼちゃは水分が少なく食べると逆に水分がほしくなる野菜だと思います。
かぶちゃの栄養はものすごい!
かぼちゃの栄養の代表といえばβカロテン
かぼちゃの身は黄色をしていますが、その黄色こそβカロテンの色なんです。
βカロテンは体内でビタミンAにかわり、免疫力低下で発症する病気を抑える効能があり風邪予防に効果的です。
ウイルス撃退はもちろんのことガン予防などにも効果があるそうです。
そのほかにも
1、皮膚や粘膜の保護をしてくれる
2、強化・ 免疫力を高めてくれる
3、眼精疲労をおさえてくれる
4、肌、爪、髪を健康に保ってくれる
5、呼吸器系を守ってくれる
などのうれしい効果がたくさんあります。
βカロテンだけではなくそのほかにも、ビタミンCやビタミンEも多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、美肌作りには欠かせない栄養素です。
ビタミンEも多く含まれていて、野菜の中ではトップクラスです。ビタミンEは強い抗酸化作用があり、細胞膜の酸化を抑制し、細胞の老化を防いでくれます。また、毛細血管に働きかけて血行をよくして新陳代謝を促す働きがあります。
食物繊維も豊富
食物繊維は消化されにくい成分です。消化が遅いため、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、腹持ちを良くしたりします。
食物繊維のおかげでそんなに食べてなくても満腹感がえられ、アンチエイジング効果のある栄養素がたくさん含まれているので健康的なダイエットもできると思います。
おいしいかぼちゃの見分け方!
1.皮の表面に艶があるもの。
黄色い部分があるような色むらは地面と接していた部分で、日焼けしていない部分で無いに越した事はないですが、あってもそんなに問題はありません。むしろ、あればその色で中の状態が判断できます。
その色むらのオレンジ色が濃い物を選びます。
2.軸が太く、切り口がよく乾燥してコルク状になっている物。
3.軸の周りがへこんでいるものを選びます。
4.綺麗に左右対称に丸くなっているもの。
5.手に持った時に見た目よりも重いと感じるもの。
6.カットされている物は、果肉の色が濃いオレンジ色をしていて、肉厚な物、また、種がしっかりと熟して膨らんでいるもの。
甘いかぼちゃはかぼちゃスープがおすすめ
甘いかぼちゃで作るスープは砂糖を入れずに牛乳と少しの塩とバターだけで自然な甘みとかぼちゃのおいしさを満喫できる一品だと思います。
嫌いな野菜の人気第一位、ピーマンは克服不可能?
今回は子供が嫌いな野菜で常にトップ3に入ってくるピーマン!
子供がピーマンの何が苦手って、あの独特の「苦味」と「におい」だと思います。
なぜピーマンの苦味の原因
ピーマンの苦みの原因はポリフェノールの一種「クエルシトリン」ということが分かりました。しかし、このクエルシトリンは、ドクダミなどに含まれいる成分なのですが、苦みを持つものではなかったんです。
クエルシトリンが持っているのは苦みではなく「渋み」です。
ではピーマンはなぜ「渋い」のではなく「苦い」のという疑問が出てきますよね。
ピーマンは苦みも独特ですがにおいも強い。
ピーマンは「ピラジン」という香りの成分を持っていて、このピラジンがあの強いにおいを出しているんです。
渋みを持つ「クエルシトリン」に強いにおいをもつ「ピラジン」が加わることで
ピーマンは「苦い」と感じるそうです。
子供は大人よりも味覚が敏感
子供の味覚は大人よりも敏感です。なので、大人でも強い苦味とにおいを感じるピーマンは子供にとったら「よくこんな苦いものを食べるなぁ」と思っているぐらいです。
では、子供にピーマンを克服させるのは無理なのか・・・ということになってくるのかということなんですが時間をかければ食べられるようになると思います。
ピーマン克服術
僕も子供のころはピーマンが嫌いでした。でも今は食べられるようになったし、夏の取れたてのピーマンは苦味が少なくすごく美味しいなぁと思います。
僕が食べられるようになったのは、ピーマンよりも苦味の少ない「しし唐」は食べれたのでしし唐を食べてピーマンに近いあの苦味とにおいに慣れていったからです。
普通のピーマンでも切り方で苦味を抑えることができます。輪切りでなく縦に繊維に沿ってきることで苦味を緩和させられます。そして今は「こどもピーマン」という苦味がなくて肉厚というピーマンが売られているそうです。
こどもピーマンはピーマン克服の救世主
「こどもピーマン」の元になっているのはメキシコで有名な『ハラペノ』というトウガラシで、肉厚でジューシー、生でも熱を通しても非常に美味しい品種ですが、日本ではその強烈な辛さで有名。メキシコ向けトウガラシを育成して行く中で、突然変異で全く辛くない個体が見つかりこの個体から日本に向く『こどもピーマン』の育成が開始したそうです。
そして、こどもピーマンにはあの渋み成分「クエルシトリン」が入っていないのです!
それでもやっぱりピーマンを克服するにはあの「苦味」と「におい」に慣れていくことが大切だと思うので無理に食べさせるのでなく少しでもお子さんに食べてもらいながら克服させてあげてほしいと思います。
夏はスイカ!熱中症予防に美白効果も、おいしいものを見分けよう
夏といえば、海・祭り・花火そしてスイカですね。
やっぱり夏になるとスイカが食べたくなってきますねー。でもせっかく食べるなら甘くてシャリっとしたおいしいスイカが食べたいですよね。
おいしいスイカの見分け方。
1.緑と黒のしま模様の境目がはっきりしているもの
2.ヘタの部分のへこみが大きいもの
ヘタの部分のへこみが大きいほど十分に栄養をもらって成長したということなのでこの2点を確認してスイカを選んでみてください。
そして、僕の個人的な見解なんですが
3.より楕円形なスイカほど種が少ない気がする。
これは、なんの統計もとってないし完全に個人的な見解なので信じてくれなくてもいいんですが、興味をもってくれたら一度試してみてください(^^)/
ちなみにスイカの種は食べても問題はないです。
スイカの種はもともと食べられるためのもので、外側はとても硬く、飲み込んでしまっても消化されません。腸をくぐり抜けて体外に排出されるようにできているのでスイカの種を食べてしまっても問題ありません。
でも、やっぱり種も一緒に食べると種の外側の固い部分が邪魔で気になってしまう人もいると思うので一度、僕の種が少ないような気がする選び方を試してみるのもありかもしれませんよ。
スイカには夏の危険を予防してくれる効果が!
1.熱中症予防
スイカの90%はなんと水分!
それじゃあ「ほとんど栄養がないんじゃないのか」と疑ってしまいます。
しかし、スイカにはその水分だけでなく、「糖分」や「ミネラル」も含まれているので、熱中症対策には最適。スイカに含まれる果糖やブドウ糖はエネルギー転換が早く、 夏の疲れをいやすには冷たいスイカを食べると即効性があり、水分も多く、のどの渇き、 豊富に含まれているカリウムなどとの相乗的な働きでクールダウンに最適です。
2.美肌、美白効果
スイカにはトマトに含まれる栄養素で有名な「リコピン」が含まれています。
リコピンには強力な抗酸化作用があるといわれています。
詳しくは前に書いた記事にのっています。
さらにダイエット効果も!
子供のトマト嫌いを克服するのにファースト品種は最適
前回、おいしいトマトの見分け方のご紹介をさせていただきました。
今回はトマトの中でも僕が一番好きなトマトの品種をご紹介します。
一般的なスーパーなどで売られているトマトは「桃太郎」という品種で普及した理由として、生産地から全国に輸送されるようになり輸送距離が伸び輸送中に実が熟れすぎない品種へのニーズが高まりました。
それで、日持ちする品種として「桃太郎」が開発されました。
従来のトマトは、移動中に完熟しないようまだ青いうちに収穫していたので、味が悪くなったと不評を招きましたが、「桃太郎」は、実が赤く熟してから、完熟するまでの時間が長く、熟した状態の実を収穫できるため、味、栄養価でも優れ、どんどんシェアを広げていきました。
トマトの苦手な人でも食べられるファーストトマト!!
ファーストトマトのおいしさは、なんと言っても甘みと酸味のバランス!!
野菜というよりもフルーツのような甘みと酸味で、さらに皮が薄いのでかぶりついて食べても皮が口の中に残らないのでとても食べやすいです。
そして、トマトのゼリーの部分が苦手という人も結構いると思います。
ファーストトマトはそのゼリーの部分が少ないのでゼリーが苦手という人にはお勧めです。
ファーストトマトの収穫時期
冬~春にかけて収穫されます。
夏野菜のイメージがあるトマトですが、ファーストトマトの収穫・出荷は夏には終わってしまっています。
栽培方法がほかのトマトの品種よりも難しく熟してからあまり日持ちもしないので、栽培している農家さんが少ないみたいです。
どこに行けば買えるのか
僕が知っているのは、可児市にある、道の駅「可児って」には売ってありました。
「可児って」で売られている期間は、はっきりとわからないのでもし興味をもっていただけたら一度よってみてください。
ほかのスーパーでは僕は見たことがないです。情報が少なくてすみません(^_^;)
もしかしたら近くで栽培されている農家さんがみえるかもしれないのでインターネットなどで調べみてください。
熟したトマトを見分けて、こどもは健康に大人は美肌に
熟したトマトの見分け方!
まず普通にスーパーに陳列してあるの状態ではヘタが下を向いていることが多いと思います。まずはトマトを手に取る前に上から見える状態でおいしいトマトか情報を集めてみよう。
1.よくテレビなのでも紹介されているてっぺんにある星マークがあるかどうか
2.てっぺんからヘタに向かってうっすらとスジのようなものが通っているか
3.しっかりと赤みを帯びているか
トマトはやっぱり真っ赤かになっていないとおいしくないので少しでも緑がかっているものは避けたほうがいいと思います。
上から情報を集め、おいしそうなトマトに目星をつけたら次は手に取りヘタ側も確認してみよう。
1.熟し過ぎたトマトはヘタの周りがぐちゃぐちゃになっていることがあるので気を付けよう
2.ヘタの周りに緑っぽいのが残っていれば熟す前に収穫されているものなので甘みが少ない可能性があります
3.持った感じ見た目よりも重いなぁと感じたものは身が詰まっているものなのでおいしいと思います。
すべての条件を満たすトマトはなかなか見つからないかもしれませんが少し参考にしてもらって適当に買うんじゃなくて同じ値段ならぜひおいしいトマトを見つけて子供や家族に食べてもらってほしいとおもいます。
トマトの栄養素といえばリコピン
トマトの持つ成分で最も注目されているのがリコピンです。リコピンには強力な抗酸化作用があるといわれていて、そのパワーはビタミンEの約100倍、β-カロテンの2倍以上とも言われています。
リコピンの持つ抗酸化作用
1.血管、血液の酸化を予防し、動脈硬化の予防
2.悪玉コレステロールの酸化を抑えることにより、血液サラサラ効果
3.体内で過剰に生産された活性酸素を除去して、細胞が傷つけられないようにする
などです。
これらの働きから、生活習慣病の予防に効果があるとも言われています。
リコピンには日焼け予防・日焼けの緩和作用もあるそうなのでこの季節にぜひたくさんおいしトマトを見分けて食べましょう。
ダイエット効果も期待
京都大学のグループが、マウスを使った実験によりトマトの成分に中性脂肪値を下げる働きがあることを発見したそうです。これは成分中のリノール酸の一種である13-oxo-ODAが脂肪を燃焼させるということらしいです。マウスによる実験とのことで、まだ人間に対しては成果が発表されていませんが、ネット上ではヒトに換算すると、1日3回200mlのトマトジュースを飲むと効果があるのかも!とされています。
それだけでなく、リコピンの血流改善効果によって代謝アップの効果があり痩せやすい体になるともいわれています。カロリーも低いので、ダイエット中のお助け食品としても役立ちそうです。